kulo15’s blog

アラ還おばさんの日々勉強ブログ

突発性難聴 高気圧酸素治療

ステロイドの投与と同時に、高気圧酸素治療を行うことになった。

高気圧酸素治療とは、通常の生活環境は1気圧で酸素濃度は20%らしいが、治療器により、2気圧の高気圧環境を作り出し酸素濃度を100%とするらしい。

それにより血液中の酸素溶解度が増加し障害組織に酸素がより多く取り込まれ、様々な治療効果をもたらすと考えられているそうだ。

この治療が有効とされている疾患として

急性一酸化中毒などのガス中毒、頭蓋内脳症、急性末梢血管血管障害などかなり重そうな診断名が 羅列されている。腸閉塞とか…そして突発性難聴にも効果があるらしい。

最初は、カプセルの中で嘔吐したらどうしようとそればかり心配だった。 テレビ見ますかなど声をかけられたが、ほんと気分が悪くてテレビどころではなかった。

耳抜きが難しく聞こえる方の耳にかなり痛みが走った。 聞こえる方の耳もなんだかぼんやりしてきて、7回目の高気圧酸素治療の前の 診察で、左耳が中耳炎になっているとの事だった。

おいおい、このまま左耳まで聞こえなくなったらどうするんだろうととても不安になった。

そして、その診察で聴力検査を行ったが全く聞こえなかった。

ドクターは「聴力は2、3カ月したら固定してきます」と恐ろしいことを言われた。

え?じゃぁ早くなんとかしなければいけないじゃないかと焦りが出てきたものの、ドクターは「できる事はやってるんですけど…」 と言うことだった。

突発性難聴には針治療がいいと言うことを薄く知っていたし、知り合いが、とにかく急いて鍼治療をと勧めてくれたので、 以前から調べていた鍼灸院に予約を取った。

診察、高気圧酸素治療そして針治療、安静に過ごすどころかとても忙しい毎日になっている。そして針治療を受けた翌日、なんとうっすらルンバの走る音が聞こえた。すごい針治療‼️びっくり。

次は11月14日(月)に 聴力検査の予定。針の先生と相談して、ちょっと攻めてみようと言うことになり、13日(日)に針治療を受けることとした。

針だけが良いのではないかもしれない。高気圧酸素治療も良かったのかもしれない。

受診、入院、治療など、できることをできるだけ早く行うことができたのが良かったのかもしれない。早く耳が聞こえるようになりますように。